8時間眠ったのに、目覚めたときにはもうぐったり。もっと寝なきゃ、と思うかもしれません。でも、足りていないのは睡眠ではないかもしれません。
休息は睡眠ではない
睡眠と休息は、別々の生物学的プロセスです。睡眠はホルモンの連鎖反応、筋肉の修復、免疫機能の強化を引き起こしますが、覚醒時の休息ではこれらを再現できません。一方で、休息には睡眠にできないことがあります。
覚醒時の休息の間、脳のデフォルトモードネットワーク(Default Mode Network)が活性化します。脳画像研究によると、このネットワークは外部のタスクに集中するのをやめたときに特に活発になります。このネットワークは記憶の定着(Memory Consolidation)、自己内省、創造的な問題解決を支えています。静かに休んでいる状態で、眠っている間にはたどり着けない難しい問題への答えが見つかることは珍しくありません。
一種類だけではない
何百人もの慢性的に疲弊した患者を診てきた内科医が、その大半は十分に眠れていることに気づきました。問題は休息の不足でした。彼女の臨床経験から、7つの異なる休息のタイプが明らかになりました。
- 身体的。 受動的(睡眠、昼寝)と能動的(ストレッチ、軽い運動)。
- 精神的。 長時間の認知的な負荷からの休憩。
- 感覚的。 騒音、画面、絶え間ない通知からの解放。
- 感情的。 他人の前で演じることなく、ただ感じるための余白。
- 社会的。 ひとりの時間、または消耗させるのではなく回復させてくれる人との時間。
- 創造的。 何かを生み出すプレッシャーなしに、美しいもの、アート、自然に触れること。
- スピリチュアル。 目的や自分より大きな何かとのつながり。 睡眠は身体的休息のほんの一部をカバーするにすぎません。いくつかの項目に心当たりがあるなら、それはごく普通のことです。ほとんどの人が、名前のつかなかった不足を抱えたまま走り続けています。
足りないものを見つける
- 何が足りないか、名前をつける。 立て続けの通話のあとにぐったりする?それは社会的・精神的休息です。騒音や画面で刺激過多?感覚的休息です。疲労そのものがヒントです。
- 小さく始める。 タスクの合間に2分間、目を閉じて静かにする。ヘッドフォンなしの散歩。画面なしの食事。
- 正しいタイプに置き換える。 8時間の睡眠で解決しないなら、9時間でも同じです。いちばん不足している休息のタイプを選んで、今日試してみてください。